今回は、サンプルデータとして顧客のサインアップデータを使用します。
このサービスでは、サインアップしてから1ヶ月間は無料トライアルが付与されるため、トライアルの終了日である1ヶ月後の日付を求めたいです。
months関数を使うと1ヶ月後の日付を求めることができます。
1ヶ月後の日付を求めるための計算式は下記になります。
列ヘッダメニューから計算を作成を選択します。
計算を作成のダイアログが表示されます。
下記の計算式を入力して実行します。
first_date + months(1)
これによりトライアルの終了日を求めることができました。
しかし、サマリビューで確認してみると欠損値があるようです。
テーブルビューのフィルタをクリックします。
列にtrial_end_dateを選び、演算子に欠損値のみを残すを選択します。
トライアル終了日の列の欠損値のみを残すことができました。
どうやら、"2019-01-29"や"2019-01-30"が欠損値になっているようです。
下記の計算では、月末は考慮されないため存在しない日付が求められています。
そして、存在しない日付は欠損値(NA)として値が返されます。
月末を考慮した上で計算したい場合は、演算子に%m+%を使うことで解決できます!
もし、1ヶ月前を求めたい場合には %m-% になります。
演算子を%m+%に変えることで、翌月に同じ日が存在しない場合は、翌月末に統一されます。
テーブルビューのフィルタを削除します。
先ほど作成した計算を作成のステップのトークンをクリックします。
計算を作成のダイアログが表示されます。
演算子を%m+%に変えて実行します。
月末を考慮した上で1ヶ月後の日付を求めることができました。
サマリビューを見ると、欠損値がないことも確認できます。