トレンドライン:LOESS曲線の引き方

時系列データの大まかなトレンドを捉える際に、移動平均を使用すると、線を滑らかにすればするほど線が短くなってしまうという欠点があります。

そこで、統計学者が開発した「LOESS」曲線というものがあり、こちらは移動平均のように線が短くなることはなく、滑らかな曲線を描くことができます。

LOESSとは、局所的な区間でデータのばらつきが最も小さくなる線のことを言います。

Exploratoryでは、ばらつきが最も小さくなるように自動的に区間を設定してくれます。

サンプルデータとしてAppleの株価データを使用していきます。

このデータは1行が1日の株価を表しています。

時系列のトレンドを見たいために、チャートはラインチャートを選択します。

X軸にdateを選択し、日付の集計単位に丸め処理の「日」を選択します。次に、Y軸にはadjustedを選び、集計関数に「平均値(mean)」を選択します。

日毎の株価の推移が可視化されました。

Y軸横のメニューをクリックし、トレンドラインを選択します。

トレンドラインのタイプに「LOESS(非線形)」を選択します。

トレンドラインのLOESS曲線を可視化できました。

Appleの株価は3月に一度下降しましたが、4月あたりからまた株価が上昇していることがわかります。

今回のように、LOESS曲線を使うことで、時系列データの大まかなトレンドを理解していくことができます。