今回は、売上データを使用していきます。
このデータは1行が1注文となっていて、列には国や売上といった列があります。
今回は「100ドル以上」の注文の数を国ごとに集計したいです。
Countryの列ヘッダメニューから集計 (Summarize) を選択します。
集計のダイアログが表示され、既にグループ化にはCountry、値には行の数が選択されています。
1行が1注文のデータのため、国ごとの注文数を集計して求めることができました。
では、本題の100ドル以上の注文の数を国ごとに集計するにはどうしたらいいのでしょうか。
例えば、条件式を使って売上が100ドル以上の注文かどうか判定するとします。
Sales >= 100
売上が100ドル以上の注文の場合、値がTRUEで返ってきます。
次に、ExploratoryやRではsumを使ってTRUEの合計値を求めることができます。
sum(売上が100ドル以上)
そのため、sumの中に売上が100ドル以上かどうかの条件式を入れることで100ドル以上の注文を求めることができます。
sum(Sales >= 100)
条件式を集計関数の中に指定するためにはカスタムを使うことでできます!
2つ目の値にカスタムを選択します。
カスタムの計算を作成のダイアログが表示されます。
下記の計算式を入力して実行します。
sum(Sales >= 100)
カスタムで作成した新しい列が追加されているので、実行ボタンをクリックします。
「100ドル以上」の注文の数を国ごとに集計することができました。