今回は売上データを使用していきます。
ラインチャートを使って直近1年間の売上高の推移を可視化したとします。
すると、3月の売上高が異常に低いことがわかります。
サマリ・ビューで注文日の列を確認してみると、最大値が“2020-03-02”となっています。
ちなみにノート投稿時点は2020年3月です。
つまり、今月のデータがまだ集まっていないため売上が低く見えています。
そんな時には、最近Nヶ月 (今月を除く) というフィルタの機能を使うと簡単に解決できます。
チャートからフィルタをクリックします。
フィルタ演算子には相対日付を選び、日付のタイプには月を選択します。
次に、値のタイプに最近Nヶ月 (今月を除く) を選び、直近3ヶ月のデータを残したいので値に3と入力します。
今月(3月)のデータを除いて直近3ヶ月のデータを残すことができました。
確認のため、日付の集計単位を丸め処理の日に変更します。
最初の値は“2019-12-01”になっています。
最後の値は閏年のため例年より1日多い“2020-02-29”になっています。
今月のデータが集まっていない時には、最近Nヶ月 (今月を除く) を使ってみてください!
例えば、フィルタの値タイプに最近Nヶ月を使って、直近3ヶ月の売上を週ごとに可視化したとします。
先ほどと同様に、売上が以上に低くなっている時があります。
これは、週ごとに可視化した際、今週のデータが集まっていない時によく起こる問題です。
そう言った時には、値のタイプに最近Nヶ月 (今週を除く) を選択します。
これにより、今週を除いた直近3ヶ月のデータを残すことができました。