Exploratory アワー #420 - 繰り返しで表示するチャートの数を制限したい

Exploratoryを使用して、多数のカテゴリを持つデータを可視化する際に、チャートの数を制限したり、特定のカテゴリをグループ化したりする方法を説明します。これにより、重要なデータに焦点を当てつつ、全体像も失わないようなチャート作成が可能になります。

問題

多数のカテゴリ(例:165カ国)がある場合、繰り返しで全てのカテゴリをチャートで作成すると処理に時間がかかり、見づらくなる。

解決方法

Exploratoryでは、多数のカテゴリを持つデータを繰り返しを使って可視化する際に、チャートの数を制限したり、特定のカテゴリをその他グループにまとめる機能が用意されています。

今回は以下のように注文データを使用します。

ラインチャートを使って月毎の売り上げの推移を可視化をしていたとします。

繰り返しに対して「国」の列を割り当てると、一意な値のチェックのダイアログが表示されます。国の数は165カ国と多いために、全ての国を可視化すると描画に時間がかかってしまうために表示されています。

表示する値の制限

まずは「表示する値の制限」オプションを選択します。

これによって、繰り返しで表示するチャート(国)の数を制限できます。

上位N件を表示

  • 機能:指定した数の上位カテゴリのみを表示します。
  • 使用例:売上高上位20カ国のチャートを表示。
  • 設定方法:

    • 「タイプ」で「上位」を選択。
    • 「結果の数」に表示したい数を入力。
    • 「基になる列」で順位付けの基準となる列(例:売上)を選択。デフォルトはY軸の列となっています。

条件に基づいて表示

  • 機能:指定した条件を満たすカテゴリのみを表示します。
  • 使用例:注文数が1000以上の国のみのチャートを表示。
  • 設定方法:

    • 「タイプ」で「条件」を選択。
    • 基になる列で条件に使いたい列を選択。
    • 演算子を指定。今回は「以上」を選択。
    • 値を入力。今回の場合は「1000」を入力。

その他グループの作成

次に、「その他グループ」のオプションを選択してみます。

これによって、繰り返しで表示するチャート(国)の数を絞りつつも、表示しない国はその他グループにまとめることができます。

行数の少ない値をその他に入れる

  • 機能:指定した数の頻出するカテゴリを個別に表示し、残りを「その他」としてグループ化します。
  • 使用例:上位20カ国を個別に表示し、残りの国を「その他」グループとしてまとめる。
  • 設定方法:

    • 「その他グループの候補」で「行数の少ない値をその他に入れる」を選択。
    • 「残すグループの数」に表示したい数を入力。

その他に入れない値を選ぶ

  • 機能:指定したカテゴリを個別に表示し、それ以外を「その他」としてグループ化します。
  • 使用例:United States、Japan、Australiaを個別に表示し、他の国を「その他」グループにまとめる。
  • 設定方法:

    • 「その他グループの候補」で「その他に入れない値を選ぶ」を選択。
    • 個別に表示したいカテゴリを選択。

これによってUnited States、Japan、Australiaを個別に表示し、他の国を「その他」グループにまとめて表示することができています。

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