このトピックは2024/3/12のExploratory Hourで放送されたものです。
例えば、アンケートデータなどで事前に回答者数の列を求めたり、顧客IDの一意な数を列として求めたいことがあります。
そういった時には、表計算の機能を使うことで「行の数」や「一意な数」を簡単に求めて、列として作ることができます。
そこで、今回は表計算の機能を使って集計関数を使った計算値を求める方法をご紹介します。
新しい列として集計関数を使って求めた値を作りたい。
今回は以下のような1行1回答者のアンケートデータを使用します。
回答者IDの一意な値の数を見ると、回答者数は300人であることがわかります。
回答者数を求める方法として、表計算機能を使用します。
回答者IDの列ヘッダーメニューから「表計算を作成」を選択します。
グループ欄を空にし、値に「回答者ID」を設定します。集計関数は「一意な値の数(UNIQUE)」を選択します。
列名を「回答者数」に変更します。
プレビューで結果を確認し、実行します。
この方法により、回答者IDのユニークな値の数、つまり回答者数を求めることができました。
もう一つの方法として、データの行数をカウントする方法があります。
表計算のダイアログで値に「行の数」を選択することで、データの行数、つまり回答者数を求めることができます。
また、グループごとに集計したい場合は、グループに列を設定し、値に集計したい項目を設定します。今回はグループには「職種」を選択します。
これによってグループごとに回答者数を求めることができました。