Excelで行っていた作業を、Exploratoryでどのように簡単に解決していけるのかを紹介するExcelシリーズです。
今回はその中でも、「値を分割して複数の列を作る方法」について紹介をしていきます。
Excelでは区切り位置の機能を使ってセルの中にある複数の値を分割します。
Exploratoryでは、「列に分割」の機能を使って、簡単にデータを列に分けていくことが可能です。
今回は、フライト遅延データを使用します。
「ORIGIN_CITY_NAME」の列には、市と州のデータがあり、区切り文字である「コンマ(,)」を使って分けられています。
この「ORIGIN_CITY_NAME」という列を、市と州で分割してそれぞれの列を作りたいとします。
そういったときに使えるのが「分割」という機能です。
列ヘッダメニューから「分割」、「...で列に分割」を選び、区切り文字に「コンマ(,)」を選択します。
列に分割する際に、コンマ(,)以外にも区切り文字を指定することができ、ご自身のお持ちのデータに合わせて区切り文字を指定してください。
メニューにない区切り文字の場合は「カスタム」を使って任意の文字を区切り文字として指定することができます。
列の分割のダイアログが表示されるため、分割後の列名を入力して実行します。
「ORIGIN_CITY_NAME」という列を、「市(City)」と「州(State)」に分けてそれぞれの列を作ることができました。