Exploratoryでデータラングリングした結果をAmazon S3に書き戻しする方法

データラングリングやデータ分析した結果をAmazon S3 などのクラウドストレージに書き戻しする方法についてご紹介します。

カスタムRスクリプトを作成する

スクリプトの横にあるプラスボタンをクリックし、Rスクリプトエディターを開きます。

そして、「スクリプトの作成」ダイアログに名前を入力します。

次に、以下のスクリプトを入力します。<VARIABLE>には、適切な値で置き換えてください。

write_back_to_s3 <- function(df, name) {
 library(aws.s3)
 Sys.setenv("AWS_ACCESS_KEY_ID" = "<ID>",
       "AWS_SECRET_ACCESS_KEY" = "<KEY>",
       "AWS_DEFAULT_REGION" = "<REGION>")
   readr::write_excel_csv(df, file_path, append=FALSE, col_names=TRUE, delim=',', na='')
   put_object(
        file = file.path(tempdir(), str_c(name, ".csv")),
        object = str_c(name, ".csv"),
        bucket = "<BUCKET>"
    )
    df
}

設定情報

AWS_ACCESS_KEY_ID

これは、バケットに対する権限を持つs3のaccess_key です。

AWS_SECRET_ACCESS_KEY

これはバケットに対する権限を持つ秘密キーです。

AWS_DEFAULT_REGION

これは s3 バケットの地域を指定します。

アクセスキーとシークレットキーを取得するには、AWS コンソールに移動します。

カスタム関数をカスタムコマンドとして呼び出す

次に、作成した Rスクリプトを呼び出して、S3書き戻します。

以下のようにステップメニューから「カスタムRコマンド」を選択します。

次に、write_back_to_s3(., "<s3_csv_file_name>")と入力します。

最初の引数(.)は前のデータラングリングのステップから渡されたデータを表し、2番目の引数は s3で作成されるCSVファイルの名前です。

「実行」ボタンをクリックすると、データが指定したs3にアップロードされます。

書き戻しを停止する方法

このデータフレームを開いたり、データラングリングのステップを更新するたびに、データベースを書き戻す必要はないと思われます。

そのため、「書き戻し」のステップを一時的に無効にすることができます。

右側のデータラングリングの書き戻しをしているステップから「ステップを無効化」のボタンをクリックします。

これにより、このステップが一時的に無効になります。もし、再度データをS3に書き戻しを行いたい場合は、ステップの有効化を行うことで可能です。

Export Chart Image
Output Format
PNG SVG
Background
Set background transparent
Size
Width (Pixel)
Height (Pixel)
Pixel Ratio