M1(Appleシリコン)搭載のMacでのiODBC接続のunixODBCへの移行

RODBC Rパッケージと、iODBCによるデータベース接続のサポート終了

Exploratory 6.6では、新しくM1(Appleシリコン)版が提供されるようになりました。 これにともない、M1版では、RODBC Rパッケージと、iODBCによるデータベース接続がサポートされなくなります。

そのため、これまでiODBCを使ってODBC接続していただいていたデータベースにつきましては、unixODBCを使った接続に移行していただく必要があります。

unixODBCを利用するための準備

unixODBCを利用するには、ご使用のMacに、HomebrewでunixODBCをインストールする必要があります。詳しい手順についてはこちらを御覧ください。

既存のiODBC接続のunixODBCへの移行

既存のiODBC接続をunixODBC接続に移行するには、以下の2通りの方法があります。

  1. 同じデータベースに接続できる、unixODBCに対応したドライバを入手して利用する。
  2. 今利用しているODBCドライバにunixODBC互換性がある場合、そのODBCドライバがiODBCの代わりにunixODBCの管理下で動作するよう設定する。

以下、それぞれの方法を説明します。

unixODBCに対応したドライバを利用する場合

ODBCドライバの説明書に従って、データベースへの接続のDSNをunixODBCの管理下に作成します。

その後、Exploratoryから、元はiODBCを利用していたために無効になっていたコネクションのダイアログを開いて、新しいunixODBCを利用したDSNを選び直します。

更新ボタンをクリックすると、unixODBCを利用した接続が有効になります。

既存のドライバをunixODBC管理下で動作させる場合

これまでiODBCの管理下で利用していたドライバがunixODBC互換性を持っていて、unixODBC管理下でも動作することもあります。

この場合のドライバの設定変更については、こちらの例を参考にしてみてください。