MacOS X CatalinaでExploratoryを動かす方法

MacOS X Catalinaで、Exploratoryを動かす際の問題と、解決方法を説明します。

Exploratoryが既にインストールされているMacをCatalinaにアップグレードした場合

問題

プロジェクトを開く、または新規作成する段階で、以下のような「注意」のダイアログが出てきます。

解決方法

画面左手の、「Rパッケージ」メニューを選択して「Rパッケージの管理」ダイアログを開きます。 「リセット」ボタンを押してRパッケージをインストールし直すと、先ほどのエラーが現れずにプロジェクトを開く、または作成することができるようになります。

カスタムRパッケージ、またはデータソース・エクステンションを使用する場合

問題

カスタムRパッケージ、またはデータソース・エクステンションを使用する場合、新しくインストールされるRパッケージの中の.soファイルについて、以下のような「注意」のダイアログが出てきて操作を完了できません。

解決方法

まず、表示されたダイアログのキャンセルボタンをクリックします。

その後、MacOSの「システム環境設定」ダイアログの 「セキュリティーとプライバシー」画面を開くと、以下のように先ほど問題になっていた.soファイルについて実行を許可するボタンが表示されていますので、これをクリックします。

ExploratoryでカスタムRパッケージまたはデータソース・エクステンションをインストールする操作に戻って、先ほどエラーになった操作を再実行します。今度は、「開く」ボタンの付いたダイアログが表示されますので、これをクリックすると、先に進むことができます。

問題となっている.soファイルが複数ある場合は、この操作を繰り返して全ての.soファイルに実行許可を与えます。

時系列予測を実行する場合

問題

時系列予測を実行するとき、.soファイルにについて、以下のような「注意」のダイアログが出てきて時系列予測を完了できません。

解決方法

こちらの問題は、実行中の時系列予測(prophet Rパッケージ)を中断した後で起きます。 時系列予測を中断した場合は、Exploratoryを再起動すると、このエラーは発生しなくなります。

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