例え同じ値でも、そのデータの平均値やばらつきによって意味合いが変わってきます。大学受験前の模擬テストの点も同じで、それぞれの教科、またはテストの実施回によって同じ点でも、集団の中では上位だったり下位だったりということが起きます。
この問題を解決するために、大学受験の場合は「偏差値」という元の値に加工を加えた数値を使って、テストの点を評価します。統計の世界ではこうした加工のことを「標準化」と言います。
「標準化」は異なる単位の数値データを比べるときなどによく使われるので、知ってると便利なのですが、実は多くの人がしっかりと理解できていないというのが現状です。
そこで今回のセミナーでは、この「数値の標準化」について、その概念と求め方、さらにビジネスでの活用ケースなどについて、皆さんと共有したいと思います。
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