最近マッキンゼーから、社内で、AI、データサイエンスの教育の仕組みをしっかりと作っていかなければいけないという記事が出ていました。
USでも、シリコンバレーとシアトルにある一部の企業とそれ以外の企業の間でのAIやデータに関するスキルのギャップは激しいというのが現状です。
そこで、シリコンバレーのようなテック企業でなくても、会社がAIやデータサイエンスを使って変革していくためには、これまでのようにデータのできる人を外部から雇って来たり、一部の社員が外部のトレーニングやオンライン学習で勝手にスキルアップするのを期待するのではなく、社内でのデータサイエンスに関するアカデミーを立ち上げ、データ・AIの教育をシステム化させ、そのことで会社の変革を行っていこうというトレンドがでてきているとのことです。
面白いなと思ったのは、こういうのを一部の、データに関連のある人や部署を対象にするのではなく、まずはトップを含めた重役レベルから行っていくべきだと強調している部分です。
そしてもちろんデータに関連のある人や部署を対象にしたトレーニングも、こうした社内アカデミーの中心なのですが、逆にフロントに立つ人、例えば営業や、売場スタッフなどに対しても、データやAIに関する知識を高めるためのトレーニングを提供する仕組みを作っている企業が出てきているとのことです。

また、もう一つ重要な点として、積極的な見習い制度を作るべきとしています。
やはり、AIやデータ分析などは、机の上で勉強するというよりも、実際のデータを使って自分の手を使ってやりながら学んでいくものです。
そこで、ある程度の基礎知識がトレーニングのクラスなどで得られたのであれば、それを実地トレーニングのような形で実際に使えるようなものとして引き伸ばしていく必要があります。
そのためには、経験のある人がサポートできるような体制を作っておくことが重要です。これは医学系の大学を出た人たちが病院で研修医として経験のある医師について実地トレーニングをするのと一緒ですね。
次回のデータサイエンス・ブートキャンプは11月です!
データサイエンス、データ分析の手法を1から体系的に学び、現場で使えるレベルのスキルを身につけていただくためのトレーニングです。
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