緯度・経度を用いて店舗の位置を地図上に記した結果、３大都市である東京・大阪・名古屋に店舗が集中していることがわかる。また、福岡や兵庫の栄えている都市では一定数の店舗の存在が確認できる一方、地方都市の栄えていない地域ではあまり店舗を確認できない。このことから、スターバックスは都市圏の栄えている街に集中して出店する戦略を取っていることがうかがえる。
上のデータフレームからUSが2位のCNの6倍以上あり圧倒的に店舗数が多いことが読み取れる。また、上位に来ている国は名のしれた先進国が多く経済的余裕がある国だからこそ、スターバックスは出店できているのではないだろうか。
上図は(3)(4)の指示通り作成したテーブルである。
このテーブルから人口は中国（CN）が最も多いが、１０万人あたりの店舗数ではドイツ（DE）が最も多いとわかる。中国は土地面積が広いため住む場所の広さから人口が多い一方、人口が密集している地域は一部のため１０万人あたりの店舗数はさほど多くないのではないだろうか。
今回、等幅では色による違いがわかりにくかったため、等頻度にて色分けを行った。
店舗数のみでは、（２）より、USが１位だったが人口10万人あたりではロシアを始めとした他の国のほうが多いとわかる。見たところ全体的に土地面積が少ない国が上位にいるため、国全体としての人口密度が関わっているのではないかと考える。ロシアに関しては、土地は広いものの地図の表記上緯度が高く大きく見える点、寒冷地帯など人が住みにくい地域が多い点から、土地面積は広いものの居住地区に対する人口密度がある程度あるのではないかと考える。
スターバックスのアメリカの州ごとにおける店舗数について分析した。
南アメリカでは主に沿岸部に近づくにつれて店舗数が多いとわかる。人口が多い、栄えている州にはより多くの店舗が存在すると考えられるため、人口が比較的多い沿岸部になるにつれて店舗数が増加しているとわかる。
また、店舗数の多い州ごとに並べ替えると上図にようになる。このことから、コロプレス地図では沿岸部に店舗数が多いことが判明した中で、ダントツでカリフォルニア（CA）の店舗数がダントツに多いことがわかった。また、アメリカで最も人口が多い州はカリフォルニアであるため妥当な結果だと考える。